

文官の玲深は閨の作法を教える夜伽役として、若き王・烈雅に侍っている。しかし烈雅の玲深に対する執着は単なる伽役に対するそれを通り越し、新婚初夜でさえ玲深を寝所に引き入れるほど。諌言虚しく、正妃の怒りを買った玲深は不敬罪により極刑が言い渡されるが―。愛されてはならない人に愛され、日陰者、不具者と後ろ指をさされてもなお逃れられぬ運命を背負った臣下と、愚帝と呼ばれ在位短く玉座を去った王の、秘められた凄絶な愛の物語。
王・烈雅の夜伽役である玲深は、その寵愛により正妃の怒りを買い、極刑を言い渡されるが…。臣下と王の秘められた凄絶な愛の物語。
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