

「あなたは、ここにいる川久保氏の花嫁になります。今から行われるのは、そのための儀式です―」上原朔は実家である楢銀杏神社で神職を務める二十三歳。幼馴染の川久保昭貴は以前、朔に振られたにもかかわらず口説くのをやめようとしない困った御曹司。しかし大事な氏子ゆえ邪険にもできない。そんな日々の中、楢銀杏神社五十年に一度の例大祭が近づいていた。神社本庁特殊祭祀課・皆川の采配のもと、儀式に臨む朔。ところがその場には袴姿の昭貴が。祝詞が響く中、秘祭中の秘祭『白の例祭』がはじまる―。
実家の神職を務める朔は幼馴染で氏子の秋高に口説かれ中。そんな折、五十年に一度の例大祭で朔に告げられた、驚愕の役目とは…
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