自分のほうに曲がるほど巨大な牙を持つマンモス、体長よりも眼柄が長いシュモクバエ…なぜ一見、不合理に見える生物の進化は起きたのか?その理由は「オスとメスの進化論」を紐解くことで理解できる、と分子古生物学者の著者は語る。そこで本書では、この素晴らしくも不思議な進化を生み出してきた「性」の進化論を最新の研究も踏まえて解説。「性は繁殖の手段として進化したわけではない」「オスとメスの軍拡競争が進化を促す」など、性と進化にまつわる驚きの事実が数々明かされる。あなたの想像をはるかに超える壮大な生物史のドラマがここにある!
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。