

日本のカーネーション生産が生き残っていくためには、オランダモデルではなく日本の持続的な家族経営でコストを下げて高品質栽培をめざすべきだと主張。品質面では、従来の「太く、硬く、長い」ではなく、日本人の感性に合う「しなやかで、上品」な切り花の提供、日持ち保証販売や「安全・安心」といった新たな展開で消費を伸ばしていく必要がある。その考え方と方法を詳説。生産面では、並木植え(両側1、1.5条)などの密植栽培、分枝別切り返し法による2年切り栽培などの種苗費削減策、必要なときに無駄なく与える施肥、コロンビアで普及している少量培地耕などコスト削減のために考案されてきた各種の方法を収録。
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