本書は、不動産取引や相続などの際に関係する不動産登記法を、42のテーマに分けて興味深い事例を取り上げながら講義形式で解説する入門書です。著者は法制審議会の部会長として、課題とされてきた所有者不明土地の扱いを検討し、民法・不動産登記法改正をとりまとめるなど、法曹界を主導する不動産登記法の第一人者です。令和3年民法・不動産登記法改正により、相続等によって取得した不動産の登記が義務化されることになりました。また、相続法改正により、配偶者居住権が創設されました。第3版では、これらに対応して内容を補っています。不動産登記法を初歩から学びたい方、宅建士や司法書士などの資格を目指している方がサブテキストとして制度の根幹を学ぶのに最適な内容です。
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