人間そのものの発見とその自覚/谷口雅春
著:谷口雅春
出版社:日本教文社
発売日:1981年11月
キーワード:人間そのものの発見とその自覚谷口雅春 にんげんそのもののはつけんとそのじかく ニンゲンソノモノノハツケントソノジカク たにぐち まさはる タニグチ マサハル


「人間にとって最も大事なことは、
人間そのものの発見である。自分自身
が一体何者であるかということが自覚
できないということは、その人にとっ
て“主体性”がないことである」と、
この本の中で著者ははげしく青年たち
に訴えかけています。自分自身を知り、
そのすばらしさを現わし出すために
何をすべきかを、分かりやすく、また
実践的に語りかける文章は、著者なら
ではの魅力にあふれています。たとえ
ば、多くの成功者は最初は凡庸に見え
ながら、ちょっとしたハズミに“自分
には能力がある”と自己信頼を持つこ
とができた人だ、と自己信頼の大切さ
を強調し、「どんな職業にも困難が伴
います。その困難を困難とせず、拓り
開いていくところのブルトーザーの
原動力となるのが“自己信頼”であり
ます」と述べています。そして
「“自己信頼”の次に必要なのは
“自己努力”であります。」「あな
たは“神の子”ですぞ。“環境をアメ
のように捻じ曲げる力”を既に与えら
れているのですぞ。もっと大いにあな
たの“本当の自己“に信頼しなさい」
と励ましてくれます。さらに人間に対
する深い宗教的な洞察に読者を導いて、
著者の唯心実相哲学を分かりやすく
展開します。求道や悟りについて、
霊魂について、そして人類の運命に
ついてなど、真の人間の生き方につい
て関心ある全ての人に、ぜひ勧めたい
書です。
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