

腎臓への愛情,足りていますか?
薬物治療の際には腎機能に配慮しなくてはいけない !
という知識はあっても,どのようにどこまで確認したらよいのか
悩むことも多いはずです.
そこで,ふだん腎臓がどんな仕事を請け負っているのか,
他の臓器とのかかわり,処方および処方監査のときにお願いしたい
ことを知るべく,このたび腎臓にインタビューを敢行しました!
さらに,漫然とした処方で腎臓に危機が迫っていないかの
危険察知度が高まるクイズも掲載.
腎臓の視点から「腎機能とくすり」のことを知って,
患者さんと腎臓を助ける薬物療法のサポート法を身につけましょう!
〈主な内容〉
I.世界初!? 独占インタビュー! 腎臓が語るホンネと苦労
day0 腎臓は呼吸を救う?!
day1 自己紹介
day2 尿検査
day3 腎機能測定
day4 臓器連関
day5 薬について
day6 CKDの治療
day7 急性腎障害(AKI)
II.iSCAN-D のための腎機能と薬の評価法
1 iSCANのススメ
iSCANってな〜に/腎機能評価とiSCAN-Dのすすめ
2 CKDを知りましょう
慢性腎臓病(CKD)とは何か? /生活習慣のアドバイス
3 腎機能評価と注意点
推算式の取り扱い上の注意/腎機能データの入手方法
4 腎機能低下時のハイリスク薬
状況がハイリスクなとき
5 薬剤性腎障害の防止
腎臓は急に悪くなる/AKIを回避するためのアクション/CKD患者さんへのシックデイ対策
6 展望〜連携と楽しさ〜
情報共有のための連携いろいろ/やっぱり論文を書かないといけないのか?
III. クイズ 100 腎に聞きました! 潜むリスクにiSCAN!
1 CKDG4患者へのH2-blockerの常用量投与にiSCAN!
2 CKD G5患者への胃部症状への配合剤投薬にiSCAN!
3 高血圧治療薬と糖尿病治療薬が同時に開始された腎機能低下症例にiSCAN
4 腎機能低下患者への骨粗鬆症に対する活性型ビタミンD製剤にiSCAN!
5 CKD G3患者へのSGLT2阻害薬新規開始にiSCAN!
6 ピルシカイニドの「ちょっとだけ」減量処方にiSCAN!
7 CKD患者のDOACの用量チェックと哲学的iSCAN
IV. 身体のなかのお片づけ! 代謝・排泄と「かたち」
1 腎排泄とくすりのかたち
水に“溶ける”とは?/エステル系プロドラッグに注意!/活性代謝にも注意!
2 薬剤性腎障害のかたち
“見た目”でわかるDKI/“クセ”でわかるDKI/副作用のメカニズム
・キーワード
薬剤師/薬物治療/CKD/腎機能/慢性腎臓病
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
