

弁護士の渉外法務というと、日本企業が海外に拠点や市場を拡大する際の法務、いわゆるアウトバウンドで日本企業側の目線に立ったものが圧倒的多数であった。一方で近年は、外国企業による日本への投資も増え、それにあわせる形で法律相談も増え続けているように思われる。そこで本書はインバウンドビジネス法務の案件対応に焦点を当て、論点となりやすいテーマ別にQ&A形式で解説を掲載している。類書があまりなく、なかなか語られない切り口ではあるが、今後アドバイスが求められる場面は増えるだろうと予測される。本書が弁護士をはじめ実務家の方々の一助となれば幸いである。
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