グローバル企業や上場会社で起きた大規模な不祥事が表面化し、企業価値を大きく毀損する事例が後を絶たない状況下、もはや企業にとって不祥事は、「必ず起きるもの」と正面から向き合うことが不可欠になっていっています。本書では『図解 不祥事の予防・発見・対応がわかる本』『図解 不祥事の社内調査がわかる本』に続く第3弾として、グローバルな事業活動における不祥事対応に焦点を当てています。資本関係のある子会社ないしグループ会社のリスク管理、取引関係にあるサプライチェーンや資金調達を含むバリューチェーンのリスク管理、という2つの側面から検討を加えるだけでなく、「ビジネスと人権」「ESG対応」など昨今日本企業が対応を迫られている新しいトピックについても解説しています。あわせて、グローバルな事業活動において典型的に想定される不祥事の10類型を抽出し、それぞれの類型における最新情報と、対応の実務的な留意点を解説しているのも特徴です。
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