上場会社では、いまや85%を超える企業が連結財務諸表を作成しており、日本の開示制度も連結財務諸表が中心となっています。連結会計は「理屈」で整理することができるものですが、苦手意識をもってしまうケースが多いのも事実です。連結財務諸表の基本は連結精算表にあります。連結精算表とは、連結財務諸表を作成するための「手続」をサポートする「ツール」のこと。本書では、連結の基本的な取引と会計処理の関係を図解するとともに、設例により、取引を精算表に当てはめ、数字の流れを見せながら解説しています。また、連結精算表を作成するための補助資料や連結パッケージのサンプルも明示しています。
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