企業で不正・不祥事が発生した場合、その影響は甚大である。本書は、このような不正・不祥事がある程度発生し得ることを前提として、「内部監査で早期に発見し、適切に対処するための実践法」に焦点を当てる。まず、内部監査の重要性を確認したうえで、上場会社における最近公表事例をいくつかピックアップし、その調査報告書等をもとに、内部監査がなぜ機能しなかったかを検証し、改善点を探る。あわせて、企業の内部監査においてチェックするべき項目について、主要な5つの取引を念頭に、監査での留意事項を参考に解説する。
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