IFRS(国際財務報告基準)は、企業の様々な部門の業務に、少なからず影響を与えるものである。導入準備において中心的な役割を果たすことが求められる経理部門は、各部門が行っている業務にどのような影響があるのかを、早期にまた具体的に検討しなければならない。そして、必要な情報を適時に入手するために、関連部門やグループ会社等に協力を依頼することが必要となる。また、経理部門以外においても、実際の業務にどのような影響があるのかを検討しておく必要がある。上記のことを念頭におき、本書は、IFRSが企業の様々な部門の業務にどのような影響を与えるかをできるだけ簡単に、かつ、実務で役立つようなテンプレートを含んだ形式で解説している。
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