経済社会の進歩・発展にともない、複雑化・多様化する企業活動の実態を把握する手段として、合理的な簿記処理に基づく会計情報の提供が求められる。簿記は、そうした実践的な性格の強い学科目であり、簿記を学習する場合には理論的な理解を深めるとともに、技術的な処理能力の向上が要求される。本書は、簿記の基礎から応用、さらには特殊領域の簿記会計まで28章から成り、各章には設例を設けて理解度を確認しながら進めることができるように編集している。「第3版」では、商法改正と資本関連・金融商品関連の会計基準の改正を織り込んで改訂している。
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