

1600年のギルバートの『磁石論』の発表以降、静電気の時代を経て、電力・通信技術の確立や電信や電灯などの電気を用いた技術が成立していった19世紀中葉から20世紀初頭、また電力や通信技術が完成していった20世紀後半までの電気の歴史の中で、人間と電磁波がどうかかわってきたかをいくつかの話題に沿ってまとめた。とくに自然を発生源とする環境中の電磁現象、電力や通信技術にみられる人工的な電磁波と、人間や生き物がどのようにかかわってきたかを、わが国も含めた歴史的な視点をふまえ、時代を交差させながら鳥瞰した。
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