じゅうぶん豊かで、貧しい社会 理念なき資本主義の末路/ロバート・スキデルスキー/エドワード・スキデルスキー/村井章子

著:ロバート・スキデルスキー 著:エドワード・スキデルスキー 訳:村井章子
出版社:筑摩書房
発売日:2022年03月
シリーズ名等:ちくま学芸文庫 ス27−1
キーワード:じゅうぶん豊かで、貧しい社会理念なき資本主義の末路ロバート・スキデルスキーエドワード・スキデルスキー村井章子 じゆうぶんゆたかでまずしいしやかいりねんなき ジユウブンユタカデマズシイシヤカイリネンナキ すきでるすき− ろば−と SK スキデルスキ− ロバ−ト SK
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内容紹介
資本主義の下では資本の蓄積が自己目的化し、大企業は利益拡大にひた走る。結果、富める者だけが富み続け、雇用は不安定になり、格差が拡大する。成長の果実のおこぼれが一般庶民にもたらされないことは、ここ数十年の現実が証明済だ。であるならば政府が目指すべきは経済成長ではなく、国民の暮らしの質を上げることなのではないのか。著者らはその実現のために、余暇を生む労働時間の短縮、一定水準の暮らしを保障するベーシックインカムの導入、際限なき人間の欲望を抑えるための広告課税等の法整備を提案する。成長神話が叫ばれ続ける日本でこそ読まれるべき提言。

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