兵学思想入門 禁じられた知の封印を解く/拳骨拓史
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著:拳骨拓史
出版社:筑摩書房
発売日:2017年09月
シリーズ名等:ちくま新書 1280
キーワード:兵学思想入門禁じられた知の封印を解く拳骨拓史 へいがくしそうにゆうもんきんじられたちのふういん ヘイガクシソウニユウモンキンジラレタチノフウイン げんこつ たくふみ ゲンコツ タクフミ
拳骨拓史
筑摩書房
ちくま新書 1280
江戸初期に学問として体系化され、甲州流・山鹿流といった兵法として花開いた兵学。自己を律することを求めるだけでなく、独自の国家観を中心に、修己・治人・治国・平天下へと繋げていくものとして豊かな内容をもったその体系は、やがて明治維新の原動力となった。それが西洋兵学の流入によって変容し、二十世紀の戦争の時代にその精神性の強調によって誤解されるに至ったのはなぜか。現代兵学の観点から批判的考察を交え、思想としての日本兵学の特質を総合的に論じる。
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