江戸の教育力/高橋敏

著:高橋敏
出版社:筑摩書房
発売日:2007年12月
シリーズ名等:ちくま新書 692
キーワード:江戸の教育力高橋敏 えどのきよういくりよくちくましんしよ692 エドノキヨウイクリヨクチクマシンシヨ692 たかはし さとし タカハシ サトシ
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内容紹介
江戸の教育といえば、「寺子屋」「読み書き算用」だが、その内実はどのようなものであったのか。寺子屋では子ども一人一人に応じて、社会に出て困らないような、「一人前」になるためのテキスト(手習教本)が用意され、そうした文字教育は非文字の教育(しつけ・礼儀)と不可分のものだった。地域において教育を担ったのは、名望家の文人たちであり、そのネットワークが日本中に張りめぐらされ、教育レベルを下支えしていた。その驚くべき実像を、近世教育史の第一人者が掘り起こす。

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