スマートフォンの爆発的な普及、GoogleやFacebookといった巨大プラットフォーム企業の台頭など、デジタル化の流れは止まらない。このデジタル化は、経済や情報、法や平等、働き方や余暇にいかなる影響を与えるのか?どのような恩恵が期待でき、いかにすれば、よりよき社会が可能なのか?社会科学の論理と倫理の視点を組み合わせ、ハンナ・アレントの思想を参照しながら、この問いを深めてゆく。デジタル化時代の「人間の条件」とは何かを、四人の社会科学者が討議を重ね、人間のあり方の本質から探究した渾身の書!
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。