

お茶の稽古をされている方なら、一度は茶事の経験をしてみたいと思うものです。この本では、茶事を行うまでの亭主のはたらきから、茶事当日の客の所作と亭主のはたらきをポイントを交えながら流れにそって紹介していきます。1巻は正午の茶事[炉]・一客一亭の茶事、2巻は夜咄の茶事・夕去りの茶事、3巻は正午の茶事[風炉]・立礼の茶事、4巻は朝茶事・飯後の茶事を紹介します。いずれの巻も亭主が茶事を決めるまでの過程や亭主と客の巻紙の書き方、茶事当日の流れは客の所作を中心に紹介します。4巻では、早朝に行う朝茶事、菓子茶事ともいわれる飯後の茶事を紹介します。夏の早朝に行われることが多い朝茶事は、茶事の流れはもちろん、客に涼気を感じて頂けるもてなし方のヒントも紹介します。飯後の茶事は炉の流れを解説し、待合で瓶掛が設えられている場合や広間で茶事を行うときの、客の所作も紹介します。
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