

本書は、建設系学科の学生と技術者のために、この分野でよく使う初等関数の微分と積分(1変数と多変数)を微積分の歩んだ道の歴史に沿って、数学的厳密性は数学書に譲り、道具としての数学の応用をわかり易く整理したものである。構造力学、吊り橋、弾性力学、振動学、測量学、リスク、有限要素法等への応用例と公式を整理している。本書では、運動に関するニュートンの瞬間位置、速度、加速度の考察から微分を説明し、多項式の物理的意味やその微分とテイラー展開、オイラーの公式、部分積分とテイラー展開を柱に整理している。
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