本書は、数式処理プログラムの古典といわれているMacsymaの膨大な全容をコンパクトに纏めて記述したものである。1968年に開発がスタートしたMacsymaが内蔵する広範囲の応用の全貌を分かりやすく説明し、これらがどのように現在に継承されているかということの説明を試みている。Macsymaの持つ基本的な哲学が分かりやすく読者に伝わるように、各種の例題を多数取り上げ、また、同じ事を何度も繰り返すことにより、読者にその内容の真意が伝わるように心がけている。数式処理で多く扱われている線形代数、Calculus、微分方程式、二次元、および三次元グラフィックス等の課題を集中的に取り上げている。
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