

1955年にオーハイで行われた8回にわたる連続講話。クリシュナムルティの教えのエッセンスがほぼ網羅されたこの一連の講話の中で、彼は私たちが意志の行使、努力、自己改善、等々へと条件づけられており、そのためにかえって自己中心性ひいては暴力性を強めていると指摘し、それらから自由になるための道を懇切丁寧に指し示している。そして徹底した自己観察を通して騒がしい精神が自発的に働くのをやめ、静かな精神によって引き継がれることが急務だと強調している。なぜなら、それによって思いもよらなかった創造的な生き方が可能になるからである。
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