本書は「百人一首」に収録された歌をよんだ人に一人ずつ現れてもらい、歌を作ったときの気持ちを説明してもらうというスタイルで書かれています。それは、100人の歌人が歌にこめた思いを、現代の子どもたちにわかりやすく解説するためです。「季節の美しさ」「恋のときめき、切なさ」「人生」「旅」などを歌ったその思いは今の日本人と変わらないこと、五七五七七の和歌の世界で豊かな詩情を表現できることなど、「百人一首」の世界をより深く楽しめます。
それぞれの歌にまつわるエピソードを詠み手である歌人が語りかけるように解説。歌の意味、詠み手の人物像がよくわかる一冊。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。