“島崎修一郎 過チヲ正シテ死亡ス”十津川は妻・直子と休暇で訪れた野尻湖で、奇妙な文言が刻まれた石碑と遭遇する。それは、長野県警が今も関心を持つ、五十年前の殺人事件に関連するものだった。しかし翌日、何者かが石碑を爆破。迷宮入りした事件に関係が?直後、石碑を調べに来た恩師・小田切名誉教授に疑惑を抱くが、忽然と姿を消してしまう。彼は湖畔の外国人別荘地の会員で、もう一つの名前を持っていた!?サイパンでの戦争秘話、残された捜査メモ、アメリカ大使館の影…。十津川の単独捜査の行方は?
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。