旅行作家・茶屋次郎の友人糸島が北アルプスで遭難死した。山に詳しい仕事仲間金堀に連れて行かれたのだが、糸島のみが死んでしまったという。茶屋はその死に疑問を抱き、登ったルートを確認。やはり故意に道を誤り、遭難させたのではという確信を得た。金堀の身辺を探るべく、鬼怒川へと赴いた茶屋。しかしその地で、遭難死に同じ疑問を持った女性が川に転落死し、殺人容疑が茶屋へと向けられた―その後も続く惨劇、女の魔性に翻弄される茶屋は真相に辿り着けるのか。世界遺産・日光の魅力も描いた旅情ミステリー。
世界遺産・日光、風景明媚な鬼怒川で、男女の愛憎、女の魔性を茶屋が追う!
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