「ケーク」とは、一般的にはパウンドケーキ型で焼くバターケーキのこと。
小麦粉、砂糖、バター、卵を混ぜて焼くだけのシンプルなケークは、焼き菓子の定番中の定番で、
家庭菓子の代表的なものです。ところが最近、そのケークのイメージが変わりつつあります。
細身の型で焼きあげたモダンなスタイルだったり、ナッツやドライフルーツをいっぱいに飾った、
生菓子のように華やかな姿だったりと、パティスリーやカフェでは、素材の組合せ、デコレーションなどに
工夫を凝らした、魅力的なケークが多く見かけるようになりました。
本書では、伝統的なスタイルから、従来のイメージをくつがえす新感覚のものまで、さまざまなケークを紹介。
また、後半は徐々に認知度を高めている「ケーク サレ」のレシピも収録。「サレ」は、フランス語で「塩味」の意味。
食事やちょっとしたおつまみにもなる塩味のケークは、パティスリーやカフェの新メニューとして、
注目度が高まっています。
取材店は10店で、掲載商品は53品。いずれも、職人の個性が光るケークばかり。
パティスリー ユウササゲ/パティスリー ・ドゥ ・シェフ ・フジウ/ノリエット/メゾン・ド・プティフール/アカシエエイミーズ・ベイクショップ/リベルターブル/ノアケ トウキョウ/キシュ キシュ/カフェ・ド・ヴェルサイユ
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。