時代は戦国の世──親も仕事も何もない≪おわりもん≫と揶揄される者たちがいた。
そんな五郎左衛門と又兵衛のふたりは、隣国のと戦に参加して一獲千金を夢見ていたが、戦陣に到着する前に敗北。ワケのわからぬまま必死に後退していたさなかに出会った自軍の将・藤田を使って、またもや悪知恵を働かせた。それは、「敵軍に藤田の首を売る」というもの。
しかし、移動の途中で野盗・鬼虎に捕縛され、命と引き換えでの交渉に挑まざるを得なくなった。無謀すぎる作戦だけで、敵の出城に潜入した3人であったが、そこでは予想外の展開が待っていた……。
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