

明治政府が主催した“国宝”揃いの「内国絵画共進会古画の部」、帝室博物館総長・森?外による学芸活性化の試み、戦時体制下の「正倉院御物特別展観」、GHQと美術展の関わり、徳川家当主も出馬したルーブル展の対仏交渉、マチスやピカソら巨匠へのアプローチ、8年がかりのゴッホ展―数々の興味深いエピソードを散りばめながら、近代日本の美術展の歩みを、美術館のみならず、新聞社や百貨店の参画、それらの連携にも光を当てつつたどった初めての通史。図版170点以上。美術展年表・美術館開設年表・各種索引付き。
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