少数のビリオネア集団の富の源泉、「戦略的レイシズム」を暴く!アメリカにおける公立学校民営化の推進、犯罪の厳罰化により膨らみ続ける刑務所人口、移民取り締まりの強化…。これらの現象の背景には世界的な企業の利益追求の思惑がある。数々の公共政策が超富裕層の利益に一致するように活動するのはALEC(アメリカ立法交流評議会)。ビル・ゲイツ(マイクロソフト)、マーク・ザッカーバーグ(メタ)、ウォルトン一族(ウォルマート)などの経営者らは人々を苦しめる活動を行うこの組織に数十億ドルを投じていて…。オバマ政権下で教育改革に携わった著者がデータや事例をもとに、人種差別・不平等を助長することが超富裕層の利益へとつながる「戦略的レイシズム」の存在を暴き、格差社会のメカニズムに迫る。
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