本書は、練習問題を解きながらCプログラムの作り方を学ぶ本である。コンピュータやプログラムの基礎的な仕組みから始まり、入力、表示、ループ、サブルーチン、配列、再帰呼び出し、ファイルの入出力の解説を、初心者でも無理なく学べるよう1つ1つ丁寧に解説している。通常のCの入門書や文法書とは異なり、プログラムの基礎を身に付けるために必要なことがらを中心に解説し、初心者には難解な機能の解説は省略してある。それに加えて、数字を入力すると答えが出る、簡単な絵が出る、といったわかりやすく楽しい例題や練習問題を、初級から上級まで多種用意し、実際に手を動かしながら学べるようにしている。さらに、プログラムを組む上で間違えやすい点、勘違いしやすい点、エラーが出たときの対処法の解説も行い、学習途中のつまずきを少なくするように工夫してある。教科書として、また独学の参考書として最適の1冊である。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。