大気放射学 衛星リモートセンシングと気候問題へのアプローチ/K.N.Liou/藤枝鋼/深堀正志

著:K.N.Liou 共訳:藤枝鋼 共訳:深堀正志
出版社:共立出版
発売日:2014年08月
キーワード:大気放射学衛星リモートセンシングと気候問題へのアプローチK.N.Liou藤枝鋼深堀正志 たいきほうしやがくえいせいりもーとせんしんぐときこ タイキホウシヤガクエイセイリモートセンシングトキコ りおう K.N. LIOU K リオウ K.N. LIOU K
関連商品リンク

内容紹介
空がこんなに美しいのはなぜか?本書は大気放射学の基本原理を網羅!気象に携わるすべての方の必携書!

太陽から降り注ぐ光のエネルギーは,地球の大気の流れを司る重要な駆動源である。そして,大気放射は,地球大気系のエネルギー伝搬の重要な担い手である。大気放射学は,気象学の一分野であり,宇宙などから地球を観測するリモートセンシング技術の基礎原理でもある。

本書は,大気放射学の大家であるカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のK.N.Liou特別教授の"An Introduction to Atmospheric Radiation (Second Edition)"の翻訳書である。第1章の大気放射の基礎から始まり,大気放射学の先人達の業績を広範に振り返りつつ,著者自身の業績を基礎に,読者を大気放射学の深奥へと誘ってくれる。放射の理論から,その地球環境観測分野への応用であるリモートセンシング技術や気候問題まで幅広く網羅されており,特に散乱に関しては,かなり高度と思われるところまで議論を発展させていることが本書の特徴でもある。

気象学・気候学の研究やリモートセンシング技術の利用に携わる方々に必携の書となろう。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。