大伴家持と中国文学/鈴木道代

著:鈴木道代
出版社:笠間書院
発売日:2014年02月
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内容紹介
中国の六朝詩学を導入し歌を創造した家持。歌を日本の「詩」と捉え、漢詩と同質にみる態度は、歌論に表される歌の本質論に繋がる問題であり、家持の“歌学”の源流がある。本書では、特に越中時代以降の作品を取りあげ、『文選』『玉台新詠』六朝詩と比較検討し、『文心雕龍』などの文学理論と照合。どのように中国文学を享受し、日本の歌へと展開させたのか。家持が構築した新たな文芸の核“歌学”を明らかにする。

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