中世王朝物語全集 7/今井源衛/市古貞次
訳注:今井源衛 編:市古貞次
出版社:笠間書院
発売日:1996年12月
キーワード:中世王朝物語全集7今井源衛市古貞次 ちゆうせいおうちようものがたりぜんしゆう7こけの チユウセイオウチヨウモノガタリゼンシユウ7コケノ いまい げんえ イマイ ゲンエ


本書はケース無しの新装版になります。
(ケース入りの旧版は在庫はございません)
苔の衣(こけのころも)今井源衛[校訂・訳注]
関白の子の主人公、苔の衣の大将は、
恋い慕う女性と苦難の末に結婚できたが、
妻はじきに亡くなり、悲嘆のあまり出家入山する。
遺された娘は成人して東宮妃となるが、
東宮の弟の兵部卿宮に犯されて罪の子を産み、
宮は思い悩んで死ぬ。
東宮妃は中宮に上ったあと、物の怪のために危篤に陥るが、
行方不明だった大将が山伏姿で現れ、
兵部卿宮の死霊を折伏、娘を救う。
その他、継母の悪企み・夢のお告げ・
美女の盗み出しの失敗・住吉浜への流浪など、
三代四十年にわたる宿命と悲恋の物語。
初の現代語訳である。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
