中世王朝物語全集 1/福田百合子/市古貞次

校訂:福田百合子 編:市古貞次
出版社:笠間書院
発売日:1999年10月
シリーズ名等:中世王朝物語全集 1
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内容紹介
あきぎり(あきぎり)福田百合子[校訂・訳注]

荒れた三条邸に住む姫君と契りを結んだ三位中将だが、
妻の母や乳母の祈?によって訪れが絶えてしまう。
両親とも亡くして流浪する三条の姫君は、
密かに三位中将との間の姫君を出産。
やがて東宮に入内し、即位に伴って中宮に上る。
三位中将は失意の中に病死する。
男女の明暗の対照を鮮やかに描き出す、
新出の孤本の初の注釈書。

浅茅が露(あさぢがつゆ)

鈴木一雄 伊藤博 石埜敬子[校訂・訳注]

日月の光にも譬えられる二位中将と三位中将。
色好みの二位中将は、帝の姫君に失恋し、
失意の中、面ざしの通う姫君と方違え先で契る。
その姫君は義父の邪恋から逃れて身を隠し、
密かに二位中将の男子を出産するが、息絶える。
一方、道心あつい三位中将は、偶然、二人の形見の
男子を見出だし、しかも蘇生した姫君とも出会う。
多様な人間模様を謎解きふうの構想に織り込めた魅惑的な物語。

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