7杯目のコーヒーが無料の米セブン−イレブン、レンタカー貸出手続き不要の米ハーツ、
購入レシートでポイントを付与する米ケロッグ……。
これらは、特定層のお客を囲い込み、企業の売り上げや利益を拡大するロイヤリティ・マーケティングの一例だ。
スマートフォンが普及し、AI(人工知能)やAR(仮想現実)の技術が身近になりつつある現在、
従来は入手が難しかったお客の消費行動がデータで分かるようになってきた。
この情報をマーケティングに活用し、お客をロイヤルカスタマー化する企業が業績を伸ばしている。
この動きは、企業のデジタルトランスフォーメーションによって、さらに加速していく。
激しさが増す競争環境を勝ち抜くために、ロイヤリティ・マーケティングは欠かせない。
ロイヤリティ・マーケティング業界のグローバルリーディングカンパニーである
ブライアリー・アンド・パートナーズで社長兼CEOを務める筆者が、最新の成功事例を
取り上げながら、顧客の心をつかんで離さないロイヤリティプログラムの導入と実践を解説する。
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