恥・苦・生(ショー) 短歌集/みぞろきたける

「どうして俺なんか産んだんだ 辛いからとはいえよく言えた」「遊ばず 学ばず 苦悩の青春だった」「青春をもがき苦しめば 恋も友情も無縁だった」「社会にでれば屑だと分かってた 大学教授になりたかった」「生まればならぬなら ちっちゃな虫けらに生まれたかった」――恥と苦しみに満ちた己の人生を短冊に刻みつけるように詠った短歌集。

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