

本書は、基礎に重点をおき、機械力学全般についての内容の均衡化を図るとともに、簡潔に記述するように、解説内容を吟味している。すなわち、1自由度系の振動は振動の基礎となるので詳細に記述したが、2自由度系、多自由度系、連続体の振動、回転機械のつりあい、往復機械の力学、非線形振動については基礎的な事項を取り扱って、わかりやすく解説している。また、機械運動のアクティブコントロールの章を設け、新しい分野を盛り込んだ内容となっている。本書の特徴として、各章ごとに演習問題を配し、独習にも便利なように巻末に問題の解答を付記している。
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