明花たちが住む桂門の街に呪詛が込められた札をばら撒かれた赤猫事件、
そして紫旗の結婚相手を選出する試験のために作られた白雪装束にやはり呪詛が込められていたという事件、
この2つの事件が示すこと…それは次期皇帝である紫旗の評判や命を危ぶませようと何者かが暗躍しているというものだった。
明花は白雪装束をまとい、
本来その場にいるはずのない宮女試験の受験者に扮して試験会場へと潜入し一連の事件の正体を暴こうと考えるが、
逆に敵側の罠にはまってしまって捕らえられてしまった。
しかも、呪詛のせいか体の自由がきかず、遂には命の危機に…!?
絶体絶命の状況を、明花たちはどう切り抜けるのか!?
麗しの中華救国譚、赤猫編佳境!! そして物語は新章へーー!!
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。