夫と離婚して故郷に帰ってきた五來朝子は、やりたいことを見失い、どこか居心地の悪い日々。
昔、一生懸命打ち込んだ吹奏楽部時代のトロンボーンを見つけ、河原でひとり吹き始める。
ある日、中学の吹奏楽部時代からの友人であるおーちゃん、マキに離婚の報告をしていたところ、やけに自分を睨む無愛想な青年・千尋に出会う。ピアノでベルリンに留学までした千尋は、実家の旅館を継ぐためにピアノを断念した過去を持っていた――。
2人の不器用なメロディーが、少しずつ交わり始める――!!
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