「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して(答申)」では、自分の頭で考えて表現する力、対話や協桃を通じて知識やアイデアを共有し新しい解や納得解を生み出す力、豊かな情操や規範意識、他者への思いやり、対面でのコミュニケーションを通じて人間関係を築く力、困難を乗り越え、ものごとを成し遂げる力などを育むことが重要とされています。このように、令和以降の社会を生き抜くためには、より多くの力が求められているのです。そのための力がライフスキルです。本書では、WHO(World Health Organization)が提唱しているライフスキル教育をもとに、筆者の博士号取得論文の研究成果やその過程で得た知見を生かして、現場で活用しやすいように生活指導の実践内容を構成しました。ライフスキルを身につけ、変化の大きな社会を歩んでいくための、子どもたちの未来を見据えた生活指導のアイデアを紹介します。
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