忙しい年の瀬こそ、静かな茶の湯の世界に触れよう
今回のテーマは「炭」。「炭手前」「廻り炭」といった、炭の扱い方を中心に紹介します。
茶会を開くことを「釜をかける」というように、釜を炭火にかけることは、基本中の基本。
茶の湯を通じて火を敬い、炭を扱うことの大切さを学びましょう。
また、冬の夜の楽しみが夜咄。
ろうそくのゆらゆらと揺れる温かい灯りのなかで茶会を開き、この一年を振り返ります。
夜の静けさの中で行われる茶会は、一層心を静かにしてくれるでしょう。
亭主と正客が手燭を交換する一瞬に、心を通わせるのも、夜咄の醍醐味のひとつ。
夜が長い冬の時期にも、茶の湯の楽しみは尽きることがありません。
第1回 炉開き
第2回 炭点前
第3回 廻り炭
第4回 夜咄の茶事
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