

哲学の到達点を見極めよう。なぜ『存在と時間』は二十世紀最大の哲学書とされるのか。執筆の舞台裏を暴くのでも、全編に注釈を付すのでもない形でこの著作がもつ破壊的な力を直接味わうことはできないか―。本書は、『存在と時間』を開けば誰もが感じる疑問を出発点に、生活の場面に即したハイデガーの思考を丁寧に追っていく。読者は「世人」や「死への先駆」など有名な概念への誤解を解き、ハイデガーの一見斬新な文体や独創的に見えるアイディアを、生き方を問い直す概念として自らの指針としていくだろう。新鋭の実力者による「ハイデガー哲学入門」の決定版。
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