編集者として、翻訳家として、作家として、日本における子どもの本の礎を築いた石井桃子。本づくりとともに生き、ことばのもつ力を信じていた、石井桃子自身の遺した珠玉の「ことば」を、著作から、談話から、身近な人々から集めました。子どもの本に対する考え、日常生活の過ごし方、人生への真摯な姿勢。百一年の体験と思考に裏打ちされた、石井桃子の「ことば」は、子どもたちだけでなく、かつて子どもだった大人の私たちにも、数多くの示唆と勇気を与え、心の支えになってくれます。
戦後の児童文学の立役者であり、自立した女性のさきがけでもあった石井桃子の人生と仕事をビジュアルに案内。その滋味あふれる「ことば」を味わう。
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