線の波紋/長岡弘樹

著:長岡弘樹
出版社:小学館
発売日:2012年11月
シリーズ名等:小学館文庫 な17−1
キーワード:線の波紋長岡弘樹 せんのはもんしようがくかんぶんこなー17ー1 センノハモンシヨウガクカンブンコナー17ー1 ながおか ひろき ナガオカ ヒロキ
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内容紹介
一人娘・真由が誘拐されて一か月、役場の仕事に復帰した白石千賀は、入札業者の不審な電話に衝撃を受ける(「談合」)。誘拐事件から二か月後、同じ町内に住む二十四歳の会社員・鈴木航介が死体で発見され、不思議なことにその表情には笑みが浮かんでいた。同僚の久保和弘はその一週間前、経理部員である航介から不正を指摘されていた(「追悼」)。誘拐事件を追っていた刑事・渡亜矢子は、地道な捜査を続け、ついに犯人像に近い人物にたどり着くが…(「波紋」)。すべてのエピソードが一つの線になり、事件の背景に「誰かが誰かを守ろうとした物語」があったことを知る(「再現」)。誘拐された幼女はその家で何を見たのか!?ベストセラー『傍聞き』の気鋭作家が「優しさの中の悪意」を世に問う。

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