

三十歳で家業のダンスインストラクターを辞して執筆を始め、約二年後にデビューした。「ただ黙然と書き続ける。一人でも多くの人に『面白い』と思って頂けるために」という姿勢は、時を経た今も貫かれている。デビューから五年で直木賞を受賞、その会見で約束した読者と書店に感謝を伝える全国行脚を三ヶ月でやり遂げた。いま最も注目の作家が執筆の合間に思うこととは―。少年時代の思い出や教え子との交流、好きな本、時代小説作家ならではの蘊蓄など話題も豊富。「たとえ誰が諦めても私は本を諦めない」そう語る著者の熱い思いが読者の胸を打つ初エッセイ集!
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