

父親が怪しと関わったことが原因で、魔の姫に狙われる真珠。陰陽師たちも対応に苦慮する中、ひとりの家司が近江の白銀と呼ばれる鬼を呼び寄せた。白銀は物の怪を追い払うが、彼の息子・瑠璃丸は、真珠に魔のにおいが付けられているという。数日後、またしても物の怪に襲われた真珠は、思わず瑠璃丸の名を呼んでしまう…。魔だろうが怪しだろうが俺が守ってやる―瑠璃丸の言葉に、后候補だった真珠は瑠璃丸との結婚を約束する。瑠璃丸は真珠の側にいるために人として生きる道を選ぶが!?美しい鬼と魔に狙われた姫君を描く、平安恋綺譚!
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