

憧れの映像業界に入ったものの、激務によって心身ともにダメージを負った楓子は、祖母が営む東京・下町の駄菓子屋「かすがい」を継いだ。一ヶ月経ち「おばちゃん」と呼ばれるのにも慣れた頃、夕刻にやって来てきっちり三百円分の菓子を買って帰る少年の存在に気づく。事情を察した楓子は、店の奥の台所で食事を提供することにした。貧困や摂食障害など問題を抱える子どもたちを迎えるのは、肉汁あふれるハンバーグ、ごはんが進む野菜炒め、つくるのも楽しいロールキャベツ、みんなで囲む寄せ鍋…!!賑やかで温かい食卓が、居場所を失った子どもたちを救う。
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