女性なら誰にでもやってくるもの、それが「閉経」です。
日本女性の閉経年齢はおおよそ51歳。閉経の前後10年間を指す「更年期」には、ありとあらゆる心身の不調が起こりやすくなります。
それなのに、「閉経」「更年期」という言葉を口にしにくい時代が長かったために、誤った知識をもつ人のなんと多いことか…。大切なのは、ヘルスリテラシーを高め、閉経後も続く人生をもっと楽しく、ポジティブに暮らすこと。女性の日常とは切っても切れない「女性ホルモン」の常識を正しく知れば、閉経前後に突然おそってくるさまざまな不調も乗り切れます!
たとえばこんな悩みや不調を感じていませんか?
ホットフラッシュやほてり、のぼせ。
頭痛、動悸、息切れ、のどが詰まる。
めまい、耳鳴り。
手指のこわばり、手足のしびれ、関節痛。
首・肩のこり、背中痛、腰痛。
お腹の張り、便秘、下痢、腹痛。
むくみ、冷え。
目や皮膚のトラブル。全身の乾燥。
乳房の痛み。尿もれ。
だるい、疲れやすい、睡眠障害。
うつ、イライラ、情緒不安定。
意欲や記憶力の低下。
こうした予期せぬ不調に見舞われたとき、「なぜそうなるのか」「どう対処すればいいのか」「どこに相談したらいいのか」を、最新の知見をまじえてわかりやすい言葉でまとめた、いまだかつてない【閉経本】です。
長年、女性医療の重要性を発信し続けてきた婦人科医・対馬ルリ子氏と、ナチュラルなラ
イフスタイルを提案する美容家の吉川千明氏が、130回以上開催してきた「女性ホルモン
塾」の経験値をもとに、それぞれの立場と自らたどってきた体験から女性のリアルな悩みに的確に答えます。
第1章 あなたの知らない「閉経」のリアル!
第2章 おさらい!「女性ホルモン」の基礎知識
第3章 見逃さない!あきらめない!閉経前後の「体の不調」
第4章 尿もれにも肥満にも。欠かせないのは「骨盤底筋」ケア
第5章 悩んでるのはあなただけじゃない!閉経前後の「心の不調」
第6章 婦人科と賢くつきあう「患者力」を育てよう!
第7章 SOSが止まらない!閉経前後の「美容トラブル」
第8章 早めのケアで差がつく!閉経前後の「乾燥トラブル」
第9章 不調がラクになる!令和版「女性ホルモン対策」
第10章 知ることで心の準備を!閉経前後に「かかりやすい病気」
第11章 「60歳」になったら気をつけたいこと
第12章 自分の体のこと知ってる?1年に1回は受けたい「女性検診」
付録として、受診の際に役立つ自分情報をまとめたり、検診データを記入して体調の変化を確認できる、保存版の「マイカルテ」も。
女性の人生の第2章を、明るく前向きに生ききるための知恵が満載! 全女性必携の一冊です。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。