

超巨大噴火と大量絶滅、生命進化の有機的なつながり。約46億年の地球の歴史の中で、幾度となく起きてきた超巨大噴火。大量の火山ガスは硫酸塩エアロゾルの雲をつくり、太陽光をさえぎり、寒冷化を引き起こした。あるいは、強力な酸性雨を降らせ、海洋の酸性化を招いた。またあるときは、大量の二酸化炭素を放出し、超温暖化を起こした。全地球規模の環境変動は、5回の大量絶滅を引き起こし、そのたびに多くの生物種が消え、新たな生物種が現れた。超巨大噴火、大量絶滅、生物の多様化―。それは、まさに生きている地球のダイナミックな営みである。
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