

私たちは「ほんとうのカフカ」を何も知らなかった―。例えば『変身』の冒頭、グレゴール・ザムザが変身したといわれるドイツ語のUngeziefer(ウンゲツィーファー)が「虫」を指すかどうかは必ずしも自明ではない。また『城』の冒頭、Kが到着したのは「村」だと思われているが、「村に」に相当する言葉はカフカの原文には存在していない。その『城』も、そして『審判』の邦題で知られる作品も、作家は確定稿を残さなかった。ほんとうの構成も、ほんとうの順番も、ほんとうの結末もわからないカフカの実態を明かす、衝撃の書!
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